代表者ご挨拶

行政書士福島法務事務所は平成11年に開業して以来、運輸関係に特化した行政書士事務所として、阪神地区の約150社の顧客運送会社様に支えられてきました。

昨今、運輸業界におきましても、電車やツアーバスによる社会を揺るがした重大事故の影響によりコンプライアンスが強く求められています。

一昔前のように走れば走っただけ、ドライバーや会社がともに潤った『売上至上主義』から『安全重視』する時代へと確実に移行しました。

このことは、日頃から真摯にコンプライアンスに努め、ドライバーの安全教育などに取り組んでいる運送会社にとっては、大きなチャンスが到来したといえます。

目先の売上だけに注力し、荷主からの要求のままに運賃値引きを先行する会社は確実に衰退していくことが予想されます。かつて、他社の運賃ダンピングに巻き込まれて泣き寝入りしていた会社は、今こそ運輸監査項目をきっちりと遵守し、かつ法律で求められている運輸安全マネジメントを経営者とドライバーとが一丸となって日々取り組むことにより、安全に関する意識が向上し、さらにはドライバーとの結束力が強くなるなど、プラス的要素が派生するため健全な会社経営に繋がると考えられています。

また、その経験を、荷主、協力会社、求職者、金融機関などのステークホルダーに戦略的に発信していくことで、日々の活動が認められ、結果、経営面において盤石なものになると確信します。